ForimailのGUIの各種設定方法(2)

■本記事の背景
ForimailでGUIでログインしてから、「まず初めに何をしたらいいのか?」が
わかりませんでしたので、設定の第一ステップの「ライセンスアップデート」、
「言語設定」、「管理者パスワード」の設定、画面を下記に記載します。

 

<手順>
1.対象サーバにログインします。

2.Fortigate Virtual Appliance ライセンスアップデートをします。

GUI より Fortigate Virtual Appliance へログインします。
初期設定時のログインアカウントは下記の通りです。
ログイン ID : admin
パスワード : なし

「Upload」をクリックします。
※Fortigate-VM には 14 日間の無償ライセンスが付与されているため、ステータスは「Valid」となっております。

「参照」ボタンよりライセンスファイルを指定し、OK をクリックします。

※ライセンスアップデートには機器のリブートが発生します。リブート後、装置へアクセスは出来ますが、 ライセンス認証の完了前ではエラーメッセージが表示されます。

3.管理画面を日本語表示にします。

左メニュー「Admin」→「Settings」をクリックしてください。 「View Settings」の「Language」を 「Japanese」に変更し、 画面下部の「Apply」をクリックしてください。

日本語になっていることを確認します。

4.管理者パスワードの設定をします。
左メニュー「ダッシュボード」→「Status」をクリックしてくださ い。

「システムステータス」の「現在の管理者」右の「パスワード変更」 をクリックしてください。

「パスワードの編集」のポップアップウィンドウが開きますので、 パスワードを入力し「OK」をクリックしてください。
※次回からの管理画面のログインは、入力したパスワードが必要となります。

 

ForimailのGUIの各種設定方法(1)

■本記事の背景
サポートからの手順書等には、英語で書かれており、理解するには
逐一翻訳する必要があり、設定に時間がかかってしまった記憶が
あります。
日本語にて手順を記載しておりますので、設定の際、参照頂ければ
時間がかからずとも設定できるかと思います。

Fortimailの「インターフェイス」、「.VLAN タグ」、「デフォルトゲートウェイ」の設定する際の手順を記載しております。

<手順>
1.Fortigate Virtual Appliance へログインします。
初期設定時のログインアカウントは下記の通りです。
ログイン ID : admin
PW:なし
※マウスの操作を Windows 側に戻すには、「Ctrl」+「Alt」 をクリックします。

2.インターフェースの設定をします。
【コマンド】
config system interface
edit [port 番号]
set ip [IPaddress/Subnet mask]
set allowaccess [管理アクセス用プロトコル] ←設定したプロトコルでのみ Fortigate へのアクセスが可能です。
end
※IP 等パラメータはインストールする環境に合わせて変更ください。

3.VLAN タグの設定をします。
VLAN タグを使用する環境の場合は以下のコマンドを実行し、物理ポートではなく VLAN インターフェースを作成します。
設定不要な場合は次へ進みます。

【コマンド】
config system interface
edit [VLAN 名]←任意でつけることが可能です。
set interface [VLAN に所属させるポート]
set vdom root
set type vlan
set vlanid [VLAN ID]
set ip [ip address/Subnet mask]
set allowaccess [管理アクセス用プロトコル] ←設定したプロトコルでのみ
Fortigate へのアクセスが可能です。
end
※IP 等パラメータはインストールする環境に合わせて変更ください。

4.デフォルトゲートウェイ設定をします。
以下のコマンドを実行し、デフォルトゲートウェイを設定します。
【コマンド】
config router static
edit 1
set device [port 番号]※VLAN インターフェースを使用している場合はそれを指定します。
set gateway [gateway IPaddress]
end
設定後の疎通確認は、「execute ping [IPaddress]」のコマンドをご利用ください。
※IP 等パラメータはインストールする環境に合わせて変更ください。

5.オートアップデートトンネルの設定(プロキシサーバを経由する場合のみ) をします。
プロキシサーバを経由しインターネットアクセスする場合は以下の設定を実施します。

不要な場合は次へ進みます。
【コマンド】
config system autoupdate tunneling
set address [プロキシサーバの IPaddress]
set port [ポート番号]
set username [ユーザ名]
set password [パスワード]
set status enable
end
※IP 等パラメータはインストールする環境に合わせて変更ください。
※ユーザ名とパスワードは必要に応じて設定してください。

Forimailのデプロイ方法、初期設定

■本記事の背景
手順書等が手元になく、サポートからデプロイする際の端的な資料も
貰えなかったため、作業において、どのような画面になるか見当がつかず
設定できるまで不安でした。
下記の画面をご参照頂き、設定内容を確認頂けるとスムーズに設定が
できるかと思います。

 

1.対象のvSphere Clientでログオンします。

2.OVFテンプレートのデプロイを実施。

3.対象のファイルを選択肢、「次へ」をクリックします。

4.ホスト名を入力し、「次へ」をクリックします。

5.状況に合わせて選択肢、「次へ」をクリックします。

※「シンプロビジョニング」の選択が推奨です。

6.ネットワークを選択肢、「次へ」をクリックします。

7.内容を確認し、問題がない場合は、「終了」をクリックします。